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メモリアルホール千花堂は、葬儀、通夜の専門ホールです。

TEL. 025-544-3669

〒942-0085 新潟県上越市五智国分3060

冠婚葬祭に関する疑問・質問など、いざという時にお役にたつ内容です。


[葬]について(葬儀の知識Q&A)

Q.身内の者が死亡したとき、だれに、どのように知らせたらよいでしょうか?

A.死亡の知らせ

●原因不明の急死、または、すでに死亡した状態で発見した場合、近所の医師化か警察に知らせます。
●次いで、故人に関係していた人々へ知らせます。離れている肉親や親戚はもちろんのこと、親しかった友人、会社関係や仕事関係などですが、お付き合いの程度により、通夜や葬儀の日時が決まってからの方が良い場合があります。
●緊急の場合ですから、電話を使い、どんな状態なのか、どこへ行けばよいか、病院かあるいは自宅かなどのように、要点だけを簡潔に伝えます。
●電話で連絡できない場合には、電報を使います。
●近所の人や町内会にも早めに伝えます。

Q.死亡後、遺体を清めるしきたりがあるそうですが?

A.遺体の清め

●医師により死亡が確認され、臨終を迎えると、直後に僧侶を招いて枕もとでお経をあげてもらいます(病院で死亡した場合は、霊安室に移されます)。
●遺体は消毒用アルコールで全身をふいて清めます。次に口、鼻、肛門に脱脂綿をつめて体液が出ないようにします。さらにひげをそったり、薄化粧もします。
●病院の霊安室で簡単な通夜、葬儀を行うこともできますが、十分な広さがないことが多いので、できるだけ早く自宅か通夜をする会場に移します。病院や葬儀社に依頼すれば搬送用の寝台自動車を手配してくれます。

Q.遺体の安置はどのようにすればよいでしょうか?

A.遺体の安置

●安置は、生前好んで着ていた衣類に着せ替えてから北枕に寝せ、手を胸の上で合掌させます(北枕にするのは釈迦が入滅したとき、頭を北にして、顔が西を向いていた、という伝えによるものです)。顔には白のさらし、または、ガーゼをかけます。
●枕もとには小机を置いて、枕飾りをしつらえます。枕飾りは小机を白布でおおい、香炉(線香は一本だけ立てる)、燭台(ローソクも一本だけ)、お鈴、花瓶(シキミを一本だけ差す)、水、枕飯(故人が生前に使っていた茶碗に、ご飯を山盛りにし、橋を一本だけ立てる)、枕だんご、魔除けの刃物などをお供えします。
●神棚に半紙を貼って封じ、掛軸など祝いの用の飾り物を外します。
●安置したら、通夜の間、一晩中線香を絶やさないように気を付けます。

Q.葬儀の日取りはどうやって決めるのですか?

A.葬儀の日取り

●日取りは、死亡通知が届く時間や遠方の親戚が到着するまでの時間などを考慮して決めます。火葬場が休みの場合があるので確認する必要があります(法律により、死亡後二十四時間は火葬・埋葬をしてはいけないことと定められています)。
●日取りの決定は喪主と世話人が相談して決めますが、僧侶や葬儀場の都合も考えます。葬儀の段取りとか葬儀社との連絡、各種の連絡は世話人が率先して行います。
●団体葬、公葬の時や権威付けのためには、団体などの代表者、故人に縁故の深い社会的名士に葬儀委員長をお願いします。

Q.葬儀社をよく知らないのですが、どのように選べばよいのでしょうか?

A.葬儀社への手配

●埋葬では葬儀社の果たす役割は大きいもの、経験豊富な信頼のおける葬儀社を選びたいものです。お寺や病院に相談すると親切に教えてくれます。また、数は少ないのですが公共の葬儀場を選ぶ方法もあります。
●希望する宗旨やどのような葬儀にしたいのかをはっきり話し、費用の見積もりを提出してもらいます(予算を明示すれば、その範囲内でどの部分をどのようにしたらよいかなどのアドバイスをしてくれます)。

Q.死亡届はどこでもらい、どのように記入し、どこへ提出するのでしょうか?

A.死亡届け

●医師により死亡が確認されたら、同居の親族は七日以内に死亡届けを市役所に提出しなければなりませんが、葬儀に必要な火葬許可証は死亡届けがなければ発行されませんので、実際にはすぐに届け出ることになります。用紙を病院や葬儀社で用意していない場合は、市役所でもらいます。
●死亡届は同居していた親族が記入します。しかし、死亡診断書(死体検案書)の欄は、死亡を確認した医師に記入・押印してもらいます。
●提出先は死亡した本人の本籍地、または住所地の市区役所、日曜祭日などの休日、役所の事務取り扱い時間外でも受け付けます。提出先が本籍地の場合は一通、それ以外であれば二通(届け出人は同居の親族ですが、届け出は代理人でも構いません。届け出人の印鑑を添えて提出します)。
●旅先でなくなった時は、死亡地の市区役所でも受け付けます。

Q.通夜の過ごし方と、通夜の意味を教えてください。

A.通夜では

●清めの線香、ローソクをともして、一晩中遺体と共に過ごします。
●昔、通夜は夜通しで行うものでしたが、現在では半通夜といって、親族やとくに親しい人を除いて九時ころまでには引き上げます。その後、親族はしめやかに故人と別れの夜を過ごします。
●通夜は僧侶の経で始まり、焼香、法話があり、その後、仏への供養として、通夜ぶるまいの簡単なお清めを開きます。軽い飲食をしながら、故人の業績や人柄について語り合います。
●回顧話は一人だけで話さずに、参会者全員が話に参加出来るように気を付けます。また、発言を求められたら、静かに思い出話をし、遺族を慰め励まします。

Q.通夜ぶるまいの料理は、どのようなものを用意すればよいのでしょうか?

A.通夜ぶるまい

●通夜ぶるまいは、仏への供養の宴で、昔は自宅で作る精進料理が出され生ものは遠慮したものですが、最近では折り詰めの料理やサンドイッチ、お寿司などの仕出しで済ます場合が多いようです。
●供養や清めの意味を込めてお酒がふるまわれますが、場をわきまえずに、お酒を飲み過ぎて大騒ぎするのは論外です。
●通夜の弔問では、故人とそれ程深い付き合いのなかった人は、僧侶が退席したら挨拶をして帰っても構いません。しかし、喪家から引き止められたら固辞せず、通夜ぶるまいの膳に箸をつけるのが礼儀です。いずれの場合も、立ち居ふるまいは静かに控えめにしておくことが必要です。

Q.出先で訃報を知らされた時、弔問に行くときはどのようにすればよいでしょうか?

A.弔問のタイミング

●故人と自分との関係をよく見極める必要はありますが、何をさしおいても弔問に駆け付け、お悔やみを述べて遺族を励まします。遺族はとりこんでいるので、やむをえない場合を除いて電話でのお悔やみは遠慮したいものです。
●出先からの場合などは、とりあえずの弔問をし、通夜の時間などを確認したら早々に立ち返り着替えをした上で、改めて出向くようにします。通夜への弔問は、僧侶の経が始まる前に出向きます。

Q.通夜の弔問の時、服装で気を付ける点は何でしょうか?

A.弔問の服装

●通夜の場合も葬儀・告別式の場合も、服装は略式服でも失礼にはあたりません。
●男性は黒、または紺系統のダークスーツ、女性もそれに準じた服で、派手な柄のない地味な服を着用します。靴下、靴は黒を着用します。
●出先から直接弔問するような場合、仕事で着ていた服が派手なものでなければ、そのままでも構いません。しかしネクタイぐらいは買うようにするなどの、心遣いがほしいものです。
●女性はアクセサリー類を外し、化粧も目立たないように、出先から駆けつける場合、親しい間柄であれば、そのままの服装でも許されますが、できる限り着替えるようにしたいものです。

Q.香典はどこで、どのようにして渡したらよいでしょうか?また、金額の目安はどのくらいでしょうか?

A.香典の渡し方と金額の目安

●通夜会場に受付が用意されていれば、記帳するか名刺を出して、係の人に香典を渡します(受付の用意がない場合は、遺族にお悔やみを述べてから霊前に供えます。この時、遺族に故人と自分との関係を簡潔に説明するとよいでしょう)。 
●香典の額は故人との関係から、あまり先方が恐縮しない範囲の額にします。とくに決まりはありませんが、同僚や部下へは五千円、友人、知人などへは三千円ぐらいというのが一般的のようです。もちろん親しさの程度により額は変わってきます。
●香典の他の花環や供物についても、交際の程度により判断します(飾る場所の都合もありますから、世話人に相談します)。

Q.通夜に出席して気を付けなければならないことはどんなことでしょうか?心がまえを教えてください。

A.通夜の心がまえ

●通夜は故人の冥福を祈る気持ちを表し、遺族をなぐさめ励ますのですから、できる限り平静を保ち、妙なはしゃぎ方をしないように注意します。
●お悔やみを申し上げる時は、静かに一句一句をはっきりと伝えます。ぼそぼそと口ごもったりしないようにして、簡潔に哀悼の意を表します。
●近親者でなくても、故人の最期を看取った人、長い間看病をしてきた人などを尊重して、席次を上位に付けるようにします(せめてもの慰労と心づくしです。他家へ嫁いだり、遠くに離れていた人は、とくにこの点に注意します)。
●弔問者が自分と故人の関係を話す時は、個人中心の話をするようにします。

Q.お悔やみの言葉は、どのように言えばよいのですか

A.お悔やみの言葉

●故人の冥福を祈り、遺族を励ます言葉は手短にはっきりということが大切です。
●病に伏して亡くなられた場合は、
「このたびはご愁傷さまです。ご看病のかいもなく、お力落としのことと思いますが、心を強くお持ちください。」のように
●急な死亡の場合は、
「あまりに突然のことでお悲しみのことでしょう。心からお悔やみ申し上げます。」
のようにいいます。
●お悔やみの言葉には、相手の気持ちになることが大切で、不幸が重なるのを嫌った、忌み言葉があります。「たびたび」「かえすがえすも」「重ね重ね」のような繰り返しや、「とんでもない」「たいへん」などのような大袈裟な言葉は慎みます。

Q.焼香は前の人のまねをすればよいなどといわれますが、正しい焼香の仕方は?

A.焼香の仕方

●焼香は、遺族に一礼して祭壇前に進み合掌。続いて、右手の親指、人差し指、中指の三指で軽く香をつまみ、胸の位置で念じてから焼香します。この時、他の指は閉じておきます。普通は、この動作を一回すればよいとされています。忌明け後は三回します。
●焼香の場合はローソクの火を線香に移し、左手であおぐか、直接下方へ一振りして消します。口で吹いて消すことは絶対に避けます。香炉に立てて合掌します。
●焼香が終わったら、遺族と僧侶に一礼して祭壇前を辞します。
●通夜はふつう案内で焼香をしますので、和室の場合、祭壇の前に向かう時には膝行(しっこう)膝退(しったい)といって、膝を畳に付けたまま移動します。人の前を横切る時は、頭を下げて例をして行きます。
●通夜の弔問客が多い時には「回し焼香」が行われることがあります。両脇の人に目礼をして自分の席で焼香を済ませます。この時、香と香炉は前の畳に置いても、左手に持ったままでも構いません。

Q.数珠には短いものと長いものがあると聞いていますが、どのように扱えばよいのでしょうか?

A.数珠の扱い方

●通常は左手首にかけて持ちます。合掌する時は、短い数珠は両手の親指にかけ、長い数珠は両手の中指にかけ、両手の中ですり合わせます。

Q.葬儀と告別式の違いや、その意味などを教えてください。また心構えは?

A.葬儀と告別式

   ●臨終、安置、通夜の後に行うのが葬儀で、故人の成仏を願うものです。会葬するのは、遺族、親戚、故人と親しかった友人で行います。葬儀の責任者は喪主であることはいうまでもありません。
●告別式は一般の人と故人とのお別れの式です。司会者の指示に従って進行します。
●一般的には、通夜か告別式のどちらかに会葬すればよいので、葬儀には出席しなくても構いません。しかし、会葬を求められたら遠慮せずに出席するようにします。

Q.葬儀はどのように行われるのですか?

A.葬儀の進行

●遺族、親戚、故人と特に親しかった友人などが、祭壇の前に着席し、僧侶が入場し着座すると、司会者により葬儀開式の言葉が述べられます。
●読経の後、親戚、友人の順に焼香をして、故人が安らかに成仏することをお祈りします。
●葬儀は遺族や近親者、友人など、故人と縁の深い人によって営まれるものです。(一般の会葬者は遠慮するのが礼儀です。しかし、最近では厳密な区別は行わず、葬儀と告別式が一つの流れの中で取り行われることが多いようです。)

Q.告別式はどのように行われるのですか?

A.告別式の進行

   ●告別式の会場に到着したら、香典を受付に出し、記帳をするか名刺を出します。コート類は脱いで受付に預けるか左手に抱えておきます。
●その場に知人がいた時は目礼で挨拶し、大声で話しかけたりするのは慎むのが礼儀です。
●司会者の指示で前の人から順に焼香、または献花をします。急ぎの用事がない限りは終了まで待って、出棺を見送ります。
●出棺の時は、冥福を祈り丁寧に頭を下げます。霊柩車が出発した途端に、ザワザワと話したりするのは失礼にあたります。(一般の人は告別式にだけ出席すればよいとされていますが、葬儀への会葬を求められた時は開始の時間に遅れないようにします。)

Q.火葬場まで見送る必要はあるのでしょうか?

A.火葬場までの見送り

●告別式が終了すると、棺は火葬場に移され荼毘(だび)に付されます。一般的には必ずしも行かなくても構いません。ただし、移動する際の自動車の乗車定員に余裕がある時は、火葬場まで見送るほうが丁寧といえます。
●もちろん会葬者の自発的な考え方でよいのですが、喪家からとくに頼まれた場合は、親密な関係にあったからこそ依頼されるのですから、できる限り都合をつけるようにします。
●どうしても都合がつかない時は、その旨を詫びながら伝え、後日必ずご霊前にお参りするようにします。

Q.火葬場ではどのようなことに注意する必要があるのでしょうか?

A.火葬

●死亡届に役所で押印してもらい、火葬許可書となった用紙を火葬場の窓口へ提出します。
●火葬に入る前に、納の式を行います。持参した位牌を据えて、僧侶が同行している場合は経をあげてもらいます。その後、全員で焼香して冥福を祈ります。
●火葬終了までおよそ一時間程かかり、遺族の緊張が高まっている時ですから、近親者や友人は力づけるような心遣いがほしいものです。
●骨上げは、火葬場の係から知らせがあります。係の指示に従って骨上げをします。のど仏だけは故人と一番血縁の濃い人が拾います。
●骨壺は白木の箱に納め、白布に包んで喪主が抱えます。
●火葬が終了したら、押印された火葬許可書を忘れずに受け取ります。これが、埋葬許可書となり、埋葬、納骨の際に必要になります。大切に保管しておきましょう。

Q.火葬の後に宴をひらくということですが、どんな意味があり、どのようにするのでしょうか?

A.精進落とし

●危篤、臨終、通夜、埋葬、告別式、火葬と、忌が始まってから喪家では身を清めて仏に仕えてきているため、生ものの食事はできるだけ避けてきたわけですが、無事火葬を終了したので、それまでの精進料理をやめ、ささやかな宴を開いて、霊前にも同じ料理を供えます。これが精進落としの供養です。
●この宴では、喪主や遺族は末席に着き、上席にはそれまでにお世話になった僧侶や世話役の人をあてます。喪主、または遺族代表が、これまでの一切を滞りなく務め上げられたことに対してのお礼の言葉を述べます。

Q.葬儀の後の法要には、どのようなものがありますか?

A.追善供養

●仏教のならわしでは、肉体を離れた霊は三途の川を渡るまでの間は、まださまよっていると考え、その間を中陰といいます。そこで七日目毎に追善供養をして、故人が成仏できるよう祈るわけです。これは、故人に対するものであると同時に、遺族を慰め、励ますことにもなります。
●四十九日は満中陰といわれ、この日で忌明けとなります。その次の百か日法要を営む頃には、霊は完全に肉体から離れると考えられています。
●亡くなった月日を祥月命日といって、年忌供養も行われます。故人との交友関係が深ければ、葬儀だけでなくお参りしたいものです。


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